■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 最新50【あるアサクロの】RO感動スレ 第2話【物語(TCJ錐)】
- 1 :どり ★ :05/09/27 16:10 ID:???
- 最近、チート・BOT・詐欺・冤罪アカバン・バグ・ノーマナーなどでRO自体が荒んでますね。
これが嫌で辞めていった人も貴方の周りにいませんか?
けど、まだまだROも捨てたものじゃありません!こんなに良い話があります。
ここは、そういう感動を共有してROをちょっとでも好きになろうというスレです。
感動の仕方にも個人差があるので無意味な批判・煽り・暴言は控えましょう。
基本的にsage進行でお願いします。
※試験的に立てたスレです。荒れるようであれば次スレは立てない方向で※
●にゅ缶で涙腺を決壊させまくったフラッシュ「ひまわりとポリン」
ttp://www.geocities.jp/kuunyan0307/flash/himawari-porin/himawari.htm
●にゅ缶で涙腺を決壊させまくったフラッシュ「あるアサシンの物語」
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~ititesuta/flash/flash/asassin/asassin.html
前スレ
【ひまわりと】RO 感動スレ 第1話【ぽりん(・ω・)】
http://gemma.mmobbs.com/test/read.cgi/ragnarok/1047066959/l50
- 2 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/27 16:15 ID:bSB3Ugrl
- 2刀アサ
- 3 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/27 16:24 ID:sJO78/n8
- 3刀ゾロ
- 4 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/27 17:24 ID:41ZAsPrv
- 隊長!
「あるアサシンの物語」のページはリンク禁止って書いてあります!
- 5 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/27 20:43 ID:NXN9t6Om
- 既に過疎ってる件
- 6 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/28 10:34 ID:8Mm4TlaT
- 最近、友達から聞いた実話を物語チックに纏めようと癌張ってます。
もし出来たらうpしてみますね
- 7 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/28 19:51 ID:zfvit2vv
- うp!うp!
- 8 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/29 04:55 ID:1uezJlON
- 前スレ埋まるまで2年半かかったから、これが埋まる時はRO終了だな。
- 9 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/29 11:16 ID:8RU9txgW
- 終わりまで紡いでいこう、僕たちの物語
>>9
きんもーっ☆
- 10 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/29 15:15 ID:zdnwB0Ur
- んじゃ実話な感動話を一つ
この間騎士団行ってさ、
死ぬ直前だったんだけど、レイド倒したらカードで出た!!
拾おうとしたら弓レイド横沸きしやがって死んじゃったんだよぉ!!
で、もう消える直前だったんだけどPTが来て間一髪でカード拾ってくれて、
蘇生+カード返却!!
おでんのプリさんあの時はマジありがとうございました
- 11 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/29 17:51 ID:7ehqe577
- あの人に感謝!!スレ3
http://gemma.mmobbs.com/test/read.cgi/ragnarok/1077176115/l50
こういうのもあるんだけどなぁ。
- 12 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/30 03:45 ID:88SNQ7a0
- 変態倒したらうずくまった尻からニョキっとブリガンが出てるみたいで感動した!
- 13 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/30 04:47 ID:9tHY36mE
- >>1
ひまわりの方見て泣いた
- 14 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/30 15:45 ID:YXXMboOu
- >>12
変態の面目躍如ってとこか
だが出ているのは尻じゃない…それは
- 15 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/30 18:37 ID:psMGVrUV
- ピンク色のunk
- 16 :(^ー^*)ノ〜さん :05/09/30 21:35 ID:QRZ4YjZx
- 「錐」欲しいのに錐売ってない(´・ω・`)ショボーン
誰か僕チンの全財産15Mで「錐」売ってよッ!!!!ヽ(`;ω;´)ノ
BY 混沌
- 17 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/01 09:58 ID:AR/RjJ8d
- >>16
俺のQバイタルナイフを売ってやろう
これさえあれば深淵のBdsなんてもう怖くない!
今ご契約頂けばさらにポポリンc4枚が付いてきます。
- 18 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/01 11:57 ID:OBXtS2Lv
- >>17
OH!!!それはとてもお買い得ですね、TOM!!!!
,, ー''' ̄ ̄ ヽ
/ ヽ
/ ゝノノ _丿
| , ー,,_,,,'' l/
.| ヽ |
| / ,,‐ ‐
| i ,、 _, |
,‐、 l _ oヽ` ヽ' o`
| 、` l `ー ヽ´`i
.| ) ヽ|
ヽ ` _ ゙ー、_ )
 ̄i | 、―ー |
/.| `ヽ/ |
| ノ
丶 `ヽ __ , , ' ' |ー、
ヾ \ / | \
- 19 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/02 03:18 ID:BTZJlsE9
- なんだこのスレは(´д`;)
- 20 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/04 21:51 ID:dGww/HLb
- わろす
- 21 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/05 19:10 ID:+Tec+8hL
- なにこのスレタイ。 一層過疎化を促進させてるじゃん。
削除依頼出して立て直したほうがいいんじゃね?
- 22 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/05 19:12 ID:+Tec+8hL
- って前スレみたけど存在意義すらなさそうだな。煽りじゃなく本音で。
触っちゃってすまん。
- 23 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/08 23:59 ID:6bAlhX+/
- あるアサシンの物語見て泣いた…なんだよこれ…
- 24 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/09 22:08 ID:MHJdYtG1
- >>6です。
いろいろ悩んだんですが、やっぱり上手く纏められませんでした。
とても良い話だと思ったのに、どうしよう・・・
どなたか、手伝ってくださる方はいらっしゃいませんか?
- 25 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/10 21:42 ID:Wzu91/Mr
- 釣りじゃなければ、その良い話の前述あたりまで教えてくれ。
そう簡単に手伝う人はおらんだろうし。
- 26 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/11 00:46 ID:hf8mVyWu
- >>24です。
ある人が、キャラを消して新しく作り直す話です
それまでにいろいろあって、その結果そうなったということで・・・
かなりレベルの高いLKだったらしいのですが、キャラを消しました。
ほんのちょっと恋愛チックになっているのが、どう書いたら良いのか分からず・・・
というか、全然まとまりませんでしたorz
- 27 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/11 09:54 ID:pWwy96zZ
- ていうかそんな少ない情報で何をしろと
- 28 :(^ー^*)ノ〜さん :05/10/11 16:35 ID:/Srxa2Xo
- >>26
LKがからむなら騎士子萌えスレ住人にでも頼んで補完してもらえ(´・ω・`)
- 29 :(^ー^*)ノ〜さん :05/11/16 08:46 ID:tkpU8ces
- あげ
- 30 :(^ー^*)ノ〜さん :05/11/16 11:23 ID:AoEF8cd5
- タイトルがクソだろこれ。錐とかピク臭い。
- 31 :(^ー^*)ノ〜さん :05/11/16 18:28 ID:470ZVvug
- アサスレと勘違いして書き込んでる僕が来ましたよ
- 32 :(^ー^*)ノ〜さん :05/11/22 23:41 ID:e+RxY3SI
- ゲフェンD前の青空は幼いアコの心を躍らせる
今日ももうすぐあなたが来る
剣士もシーフも浮かれ気分でざわめきだす
私はといえばあなたとともに
あの日のまま臨時で会えば行きますけど
いつものように城から時計に
忙しく狩りをしてるだけの気がして
マジの心のままウィズになったひと
二人で過ごしたあの日には戻れないけど
ノートPCを閉じれば微笑む笑顔が見える
大好きなあの呪文 今も使ってました
私には聞こえるあなたの声と詠唱
弱気なときほどあの日を思い出す
- 33 :(^ー^*)ノ〜さん :05/11/22 23:46 ID:e+RxY3SI
- 時々自分が嫌いになるのは
軽はずみなトレインで誰かを傷つけ
それでも弱くてちっぽけだから
ぶっちぎりする私を叱って下さい
二人で使ったニュマを口ずさんでみれば
涙が一筋流れて会いたくなった
MHごしにSS唱えて救ってくれた
リフレインするフレーズ
胸に切なく響く
巡り会えた季節鮮やかすぎるメモリー
迷い悩む今でもあの日を忘れない
- 34 :(^ー^*)ノ〜さん :05/11/26 00:27 ID:tZNzaSyk
- 雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
DEFハナク 決シテ動カズ イツモシヅカニタタズンデヰル
一日ニプラコン数個トベト液ト 少シノ硬イ皮ヲダシ
アラユルコトヲ ジブンヲカンジヨウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
首都ノ南ノ林ノ陰ノ 小サナチャットノソバニヰテ
東ニ貧乏ナマジアレバ割レテSガアドヲダシテヤリ
西ニ集メツカレタBSアレバ 割レテ鉄鉱石ヲダシテヤリ
南ニ死ニサウナスパノビアレバ 割レテカアドヲダシテヤリ
北ニカエルサソウトシテル人アレバ ツマラナ
イカラヤメロトイヒ
ラグノトキハアセエモヲナガシ エダシヨウカンハオロオロアルキ
ミンナニデクノボウトヨバレ
ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフプパサマニ ワタシハナリタイ
- 35 :(^ー^*)ノ〜さん :05/11/30 16:45 ID:Jy+NRn6j
- 「私は時計塔の管理人です。あなた方を歓迎します。」
空中に浮かぶ温和な女性の姿をしたホログラムはそう呼びかけた。
そう言われてしかめっ面をしたのは、若いウィザード。
気の強そうな表情がどこか少年を思わせるが、転職したばかりの少女である。
ホログラムは話し続ける。
「ライドワードに注意してください。魔法使いならFW、射手なら罠を準備するべきです。」
「この時計塔において、ワープポイントは相互に非規則的に接続されています。構造を認識し・・・」
憮然としていた少女の顔色が次第に変わり、ついには叫ぶ。
「やめろぉっ!!魔法使いって何だ?射手って何だ?そんなのもうとっくにいないんだ。わからないの!」
ホログラムは事務的な口調を止め、陽だまりのような暖かい微笑みを向ける。
「・・・失礼しました。長く眠っていたので記憶が混乱していました・・・」
「私はこの時計塔の管理人。来るべき魔族の復活に備え、
太古の科学者たちによってこの時計塔の管理を命じられ、冒険者を育ててきた存在です・・・」
「おかしな事にわたしの認識はあなたを"人間"として認識しているのです。」
「この奇妙な事態に、私自身が戸惑っています。」
ホログラムのいささか強い視線にたじろぎながら、ウィザードは答える。
「人間じゃおかしい・・のかな?」
- 36 :(^ー^*)ノ〜さん :05/11/30 16:46 ID:Jy+NRn6j
- 「そう・・・ありえないことです・・・何故なら・・・」
ホログラム、時計塔管理人の表情が鬼気迫る壮絶なものに一変した。
「この時計塔こそが・・・!人類最後の砦だったのです!私は時計塔の・・・!人間の滅ぶ様を見たのですから!!」
「私の最後に見た光景は・・・WPを越えて侵入してくる数え切れぬほどのBOT達。悲鳴をあげる私の端末・・・」
(見える?!これが時計塔の滅亡の光景なの?) 少女の心にイメージの洪水が流れ込んでくる。
(BOTに次々と殺戮される時計たち。荒れ果てた塔。横たわるハンターとウィザードたちの無数の死骸・・・)
(燃える塔に独り立つ管理人。手に小さなマジシャンの娘。死んで・・・?悲しみ・・・たとえようもない・・・そして後悔?!)
なぜ・・・
何 故 ・ ・ ・
ナ ゼ ! ! !
ナゼ ワタシハ ココニ イルノダロウ
マモルベキ ナニモノモ イナイトイウノニ
(遠い昔の果たされなかった想い・・同じ人を護る者として・・)
(あたしがここにきたのはあなたのそんな思いを受けとめてあげるためだったんだ)
ウィザードは静かに語り始める
「ねえ”管理人”さん?悲しまないで。聞いてよ。人間ってのはきっとしぶとい生き物なんだよ。」
「そう簡単に滅んだりしない。今だって結構立派にやってるさ。冒険もあれば笑顔だってある・・」
「残念ながらBOTもまだいるけど・・けど・・人間だって無力じゃない。戦う力がある。」
「あたしたちこそが人間がBOTと戦うための力・・戦士なのだからっ!!」
「人を護るってのはそれだけで誇りを持っていえる仕事だろ?ねえ、そうだろ”時計塔管理人”さん」
そして笑顔が、温かな笑顔が、荒れ果てた時計塔の廃墟を包んだ。
- 37 :(^ー^*)ノ〜さん :05/12/01 21:38 ID:lvmghvgE
- あげ
- 38 :(^ー^*)ノ〜さん :05/12/02 15:45 ID:/Df/xeJp
- ある晴れた昼下がり
まで読んだ
- 39 :(^ー^*)ノ〜さん :05/12/02 23:19 ID:U+QAf9Kd
- せっかちだな。
漏れは「荷馬車がご〜とご〜と」まで読んだぜ。
- 40 :(^ー^*)ノ〜さん :05/12/04 15:07 ID:WrstrDQQ
- 和子はその豊満な胸で男のそそり立った陰棒を包み込み
まで読んだ
- 41 :(^ー^*)ノ〜さん :05/12/09 16:32 ID:VfOeb7Z7
- 俺は読んでない
- 42 :(^ー^*)ノ〜さん :05/12/31 12:45 ID:kG7yXH6/
- ゲフェンの街に夕暮れが迫っていた
ぞっとするような美しさを持つ若い女司祭は
噴水の壁によりかかって男の来るのを待っていた
「あいかわらずだな」ぽそりと言う
近くにいたカフラさんが男の声で答える「何故分かった?」
声は背中から聞こえてくるのだ
「そんな間の抜けた登場の仕方をする馬鹿はおまえしかいない」
カフラさんの背中から奇妙な仮面の男が現れる
カフラさんはプロの意地なのか全く無視している
「それで何の用だ お前とはもう敵だといったはずだが」仮面の男は聞く
「・・・・・」「・・・・・私を殺して欲しい」女司祭は答える
「断る」答えは簡潔を極めた
そして瞬時に背後に回って噴水の水を女にかける
「少しは頭が冷えたか・・・お前は変わったな・・・昔はもっと笑ったものだ」
司祭は答える「今でもお前の馬鹿さかげんを冷笑しているよ」
- 43 :(^ー^*)ノ〜さん :06/01/01 08:40 ID:rRFBuqZq
- その少年は明らかに追いつめられていた
ゲフェン地下遺跡は薄暗く 周囲は完全に亡者と悪霊に囲まれていた
クワガタと毒キノコに飽きて 単身こんなところに潜ったのがいけなかった
亡者は笑う「ガキか 泥棒はいけないってママに習わなかったか」
少年の似合わない仮面に冷や汗が浮く プロ南のポリンから奪った仮面だ
どこからか口笛が聞こえてきた 柔らかな音色
亡者はふりむく「すぐ遊んでやるからちょっと待ってな」
白い草の向こうに司祭見習いの服を着た少女が立っていた
けだるそうに壁にもたれたぞっとするような美少女
どこからか声がする「助けて欲しいか?」
うなずくと同時に古代の精霊が亡者を粉砕した
いつの間にか立っていた大柄な魔術師が呟く「殺しすぎたか」
「亡者は死なせてあげたほうが喜ぶんじゃないか」後ろからも声
馬の悪霊たちが一瞬で両断される「恨むんならそこのこそ泥を恨んでくれ」
爽やかながら嫌みのない 誠実な剣士の顔が少年に笑いかけた
- 44 :(^ー^*)ノ〜さん :06/01/03 21:30 ID:nkLTG2x0
- なにここ妄想スレ?
- 45 :(^ー^*)ノ〜さん :06/01/22 08:41 ID:ftD88uKw
- カフラってなぁに?
- 46 :(^ー^*)ノ〜さん :06/01/22 20:12 ID:n6iXJk2W
- とりあえずキノの旅と言っておけば打率3割
- 47 :(^ー^*)ノ〜さん :06/01/24 00:28 ID:yLhImQrJ
- >35,36
懐かしいなぁ
ヴェルバーサーガか?
あれって、続いているのか・・・
- 48 :(^ー^*)ノ〜さん :06/01/27 09:07 ID:H2e33uOc
- とても嬉しかったよ
君が笑いかけてた
全てを溶かす微笑みで
残業はまだ多くて
冷たい夜の中で
仕事はける時を待ってたんだ
例えば貧しい騎士だとしても
死なせまくりのプリだとしても
信じたい楽しい狩りは出来ると
転生する(うまれかわる)ことはできないよ
だけど変わってはいけるから
Let's play together いつも
- 49 :(^ー^*)ノ〜さん :06/02/04 08:42 ID:x56I58hV
- [ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「おはよう!ミルク頂戴!」
はい。いつもありがとね。
「ハエの羽20枚ヨロwwww」
はい、おまちー。
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「騎士団でカリツcゲト〜10Mイタダキだぜぃ」
「禿からカード帖を頂戴してきたよ」(話しながら通り過ぎる騎士とWIZ)
・・・・・・
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「昨日は転売で5M稼いだかな」
「俺3Mやっとwwwザwコwスwギwwwwっうぇ」(通過する商人たち)
・・・・・・
- 50 :(^ー^*)ノ〜さん :06/02/04 08:43 ID:x56I58hV
- [ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「なあ、そこのアルケミさん。そう、あんただよ。こんなショボイ商売して何が楽しい?」
「必死に一日売っても50Kがいいとこだろ。」
「オレと組んで一からやり直さないか?自慢じゃないが、オレはでけえGvギルドのメンバーなんだぜ?」
「製造ピッタリのアルケミに育ってランキングに入って、製薬で大儲けだ!」
「毎週のGvで活躍したって良い。狩りなんて座っていればいいんだぜ?」
・・・・・・
お断りします。
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「けっ!気取りやがって。」
「そうやってミルク売って、うわあみんなの役に立ってるぅって自惚れてんのか?」
「他人のために売るんならミルク19zで売れや。結局儲けは取るんだろ?セコイ奴だぜ。」
ふうっとため息をつく。
あなた、――ってアルケミストを知っていますか。
「ああ、定評ある上位ランカーだな。ウチで引き抜こうとしていたんだが、あのチンケなギルドを抜けやしねえ」
昔からの知り合いなんですよ。彼、なんでアルケミになったかって聞かれてどう答えたと思います?
―考えてもみろよ、世界中で俺の名前が入ったポーションが超一流のプロに愛用される、―
―それってとんでもなく凄いことだと思わないか?―
ってね。それと同じなんです。
「同じ・・・?」
- 51 :(^ー^*)ノ〜さん :06/02/04 08:44 ID:x56I58hV
- [ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
ここで売られたミルクが様々な狩場へ職業も腕も様々な冒険者と共に旅をし、飲んでもらえる。
あなたのいうたかが利益2zしか出ないミルクがですよ。それってとんでもなく凄いことだと思いませんか。
「・・・・・・」
ノービスのころ、下水で大量の盗虫に襲われたとき、
アルケミさんから買ったミルクを必死に飲んで助かったんです。
私の場合は、こうやってその人みたいにミルクを売りたくって、それでアルケミストになったんですよ。
「・・・そういうものなのか?」
はい、そういうものなのですよ。
そして、静かに微笑んだ。
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「ちはー!ミルクと蝶欲しいっす!」
あい。頑張ってね。
「ミルク500本よろしく〜」
はい、おまちどうさま。
- 52 :(^ー^*)ノ〜さん :06/02/13 16:11 ID:U5dKfHmo
- アラームを焼き終わったところでLvが70になり
蝶の羽を取り出して、いつものセーブポイントに戻る。
アルデバランは色んな人で賑わっている。
がやがやと雑談する楽しそうな人達を横に、カプラ倉庫を開く。
ついでにSP回復しようを座ったら、床にぺたんとわっかがついた。
Lv70。
自分の中で一つの目標にしていた装備を取り出す。
悪魔の羽耳を倉庫から取り出し、つけた。
そして、もう一つの装備を取り出す。
その聖書はずしりと重い。
手にすると先人の言葉を思い出す。
…この聖書は
ある人から譲り受けた装備。
自分はもう半分休止だから
これから頑張る人が持つ方がいいと思う。
…FCASの魂。
…殴れ。
自分はまだまだ弱く、スキルも使いこなせない。
けれど、この聖書がある限り、頑張れる。
ソロでペチペチ敵を叩いていると寂しくなるけれど
聖書を見ると、色んな人の声が聞こえる気がする。
先人の知識に敬礼を。
先人の想いを礎に。
誇りを持ち、明日へ繋がる道を歩みましょう。
私達は賢者。
- 53 :24ですが・・・ :06/02/19 21:03 ID:iIOfV9GR
- とても遅くなってすみません。
人に頼ってもアレなのですが、諦めたままではいけない、という理由が出来てしまいました。
私が、今月でROを引退しますので、
この話は今のうちにどうしても書いておきたくて。
簡単に言うと、
不正を働くようになり、強くなった人と、
健全なプレイヤーとして成功を収めた人
2人の、βテスト以来の旧友が再会する話です。
文章の才能がある方に、手伝って欲しいのですが、
まずは自分で纏めてみたいと思います。
- 54 :24ですが・・・ :06/02/19 21:18 ID:iIOfV9GR
- 不正を働くようになったプレイヤー(LK女)は、
いわゆる効率狩場で、周りが目を疑うような酷いノーマナー狩りを繰り返すようになった。
チートなども使用し、Gvでは嫌われ者の集まるようなギルドで毎週不正な対人を行っていた。
注意を促すwisや暴言wisも、まるで日常の風景のごとく無視し、ひたすら他人に迷惑をかけて、自分のレベル上げに勤しんでいた。
その日も、転職前の人を含むPTをトレイン失敗でひき殺してしまい、wisを受け取った。
もちろん謝罪などする気はなかったが、その時に懐かしい人の名前が、会話ログに残った。
βテストから正式サービスに移行するに当たり、姿を見なくなり、引退したと思っていた、昔所属していたギルドのメンバーだった。
当時は会話の弾むメンバーと、旧エルダー森でマッタリと言葉を交わし、
皆で首都よりもここを拠点として、すれ違う修行中のアコや剣士、マジたちに応援の言葉をかけていた。
その中でも、一番仲がよく、一番優しい剣士がいた。
LK女は、当時アコと剣士を作っていて、アコでその剣士と一緒にゴブリン森とエルダ森を往復して遊んでいた。
やがてはプリになって、騎士となったその人といろんなところに遊びに行きたい。
そう思っていた矢先、課金直後に剣士はいなくなってしまった。
連絡の手段もなく、LK女はとても落ち込み、アコを消してしまった。
ギルドの中心人物だったその剣士が居なくなってしまい、徐々に人が離れ、ギルドは解散してしまった。
その剣士がなると言っていた騎士になり、LK女は装備を整え始めた。
もしその剣士がROに戻ってきたなら、この姿を見せて悔しがらせてやりたい。
会いたいという気持ちをすこし歪めたLK女は、そうするうちに効率向上の楽しさに気がついた。
そして、寂しさを埋めようとする為、先急ぐかのように狩りをはじめ、
その目的は手段を選ばなくなっていった。
GvGは始まると、LK女はあるノーマナーギルドに迎え入れられた。
”この世界、やったもん勝ちだ”
そう言い切れるメンバーたちとともに、利害の食い違い即追放or晒し・叩きという、
スレスレの世界に足を踏み入れた。
やがてBOTも覚え、不正にキャラクターを強くするチートも身につけて行った。
転生し、今また中級狩場でこうして人に迷惑をかけながら力を手に入れようとするLK女。
そのLK女に対して、懐かしいその人がwisを送ってきた。
- 55 :24ですが・・・ :06/02/19 21:24 ID:iIOfV9GR
- 余り突然の事に、一瞬取り乱したLK女。
思えば、自分のみっともなさに一番よく気がついていたのは、LK女本人だっただろう。
トレイン中の操作判断を誤り、中ボスの横湧きもあり、一気に窮地に立たされた。
回復剤はあっという間に底をつき、このままでは死ぬしかない・・・
そう思ったとき、LK女は突如キリエに守られた。
そしてすかさず飛んでくる、速い2kヒール。
結局倒しきれず、助けてくれた2人の人物に手伝ってもらい、敵を殲滅した。
そこに居たのは、プリーストとパラディンだった。
彼は、クルセイダーに転職する道を選んだのだった。
そして今、パラディンになり、こうしてLK女を助けた。
とても気まずい再会となった。
だけど、LK女がずっと待っていた人が、3年たった今、ついに姿を現した。
- 56 :24ですが・・・ :06/02/19 21:35 ID:iIOfV9GR
- プリーストは、ノーマナーを重ねていたLK女を助けたことに対し、不満を持っていた。
そして、彼が起こしたと思われる先ほどの低レベルPTのアコから、青ジェム数個を差し出された。
プリーストはそれを受け取らず、全員に十分な支援を与え、送り出した。
パラと同じギルド所属だった。
「今、楽しくRO出来てる?」
とパラは尋ね、答えないLK女に、
「楽しめていないとして、もし楽しみたいと思っているなら、また会おうね」
と残して、プリと一緒にその場から立ち去った。
白ポーション50個を残して。
LK女は、ずっと会いたかった人に会えた喜びと、自分の情けなさと、
取り返しのつかない自分の罪に対する後悔、悲しさで胸がいっぱいになり、泣いた。
強くなっていくことが楽しかった。
楽しいというより、快楽に近かったかもしれない。
でも、そのことをもう喜べない。
金をかけて、不正を働いて、そうして強くしていった今のキャラクター。
3年かけて転生させたキャラクター。
もう、それに少しも価値を感じなくなってしまった。
LK女は、昔ずっと溜まっていた旧エルダ森に向かった。
そこにはもう、昔の温もりもなく・・・
人と人との交流やドラマもなく。
昔を懐かしむLK女は、また涙を流した。
そして、首都プロンテラの一角で、昔のLK女とパラがしていたような会話を、耳にする。
「俺は転職して騎士になったらもっと強くなってお前を守れるよな」
「私も負けない。支援には、かけた人を強くする楽しさがあるんだからね!だからプリになるんだよ」
そんな会話を立ち聞きしつつ、LK女はひとつの事を決めた。
引退しよう。
- 57 :24ですが・・・ :06/02/19 22:00 ID:iIOfV9GR
- 引退しよう。
もう、自分はあの頃には戻れない。
純粋のこの世界が好きで、同じ気持ちで居る仲間が好きで、楽しく遊ぶことが好きだった、
あの頃には、もう戻れない。
姿を消そう。それしか出来ることなんてない。
そう心に決めたLK女だったが、心残りの事があった。
ようやく会えた、憧れだった、ちょっと好きだったパラと、少ししか話せなかったことだ。
LK女はけじめをつけるために今のギルドを抜け、パラにwisを送った。
「今なら暇だから、どこにでもいけるよ」
最後にいろいろ話して、いろいろ聞いて、それから引退しよう。別れを告げよう。
約束の場所にやってきたのは、パラと先日のプリ、その他10名ほどのパラのギルドのメンバーだった。
晒し者だ・・・とLK女は思ったが、それで踏ん切りがついた。
LK女は、ずっとパラが好きだったこと、そして今までどんな不正を働いてきたかを告白した。
これを機会に、引退して、キャラとアカウントを消すつもりであることも伝えた。
パラの後ろに居るギルドメンバーは、黙ってLK女の話を聞いていた。
パラは、LK女の話が終わると、自分の話を始めた。
課金開始直後、複雑な事情でログインが数ヶ月出来なくなり、
PCがウィルスに感染したなどで接続すら出来ない状態が続いた。
そして半年経ち、キャラが消えてしまったという。
その間にメンバーが居なくなってしまい、LK女が去ったことが寂しかったとも伝えた。
だが友達登録などもすべて消え、ブランクで人の名前も性格に思い出せず、
ほぼ新規という形でギルドを立ち上げ、再びレベル上げを始めた。
ヒールが使える職業であるクルセイダーに転職した理由は、
「イマイチ支援がへたくそで、
パラを守る余りに自分が死んでしまっていたお茶目なLK女のアコに、
自分の手でヒールを掛けてあげる為」
だったと伝えた。LK女は、こみ上げる涙を抑えられずに、絶句した。
あの時、アコを消さなかったら・・・
どこかで、あなたと会えたら・・・
自分の弱さに負けなかったら・・・
人のぬくもりに触れられていたら・・・それに気づけたら・・・
だけど、もう戻れない。自分は汚れすぎた。この世界に居てはいけない。
名残惜しい。やっと、大切に思っている人と再会できたのに、それが別れの時と同じだなんて。
勇気が要った。が、伝えないといけない。
自分がこの世界にジャマになったことに、気づいてしまったから。
- 58 :24ですが・・・ :06/02/19 23:01 ID:iIOfV9GR
- LK女「あの・・・」
パラ「はいな?」
LK女「私、今日で・・・」
パラ「○○、今、君はROを楽しめている?」
LK女「え?」
パラ「前、聞いたけど。答え貰ってない」
LK女は、すこしためらったが、正直に”楽しめていない”と答えた。
パラ「もう一度、あの頃に戻れたら、って思う?」
重い質問だった。それは余りにも遠く、叶うことの無い望み。
答えるのも悲しかったが、LK女は正直に”戻りたい”と答えた。
LK女「でも、もう遅いよ。私は汚れきってるから・・・最後にあなたと話したくて、それでここに呼んだの」
パラ「もう遅い?」
LK女「遅いよ。もう商人ごとお金もレアも全部消したし、セージも消した。倉庫にあるものも全部店に売ったよ」
LK女はそう言って、証拠SSのURLをパラにwisで教えた。
パラ「確かに、言ったとおり消えてるね」
パラはうなずいて、後ろのギルドメンバーを見た。
プリは仕方なさそうにため息をついた。
プリ「筋は通してますし、どうぞお好きになさってください」
パラ「ありがとう。でも、まだ残ってるね」
パラはそう言って、LK女の装備を見た。
パラ「その装備、よかったら私に譲ってくれないか?」
LK女は、パラの思いがけない発言に耳を疑った。黒い私の装備を、欲しがっているなんて。
というより、パラの装備品は明らかにLK女に匹敵するレベルの物だ。
今更、+4ミストレスの王冠が欲しいと言い出すようなレベルではない。
だけど、この人なら、こんな装備でも役立ててくれるかもしれない。
私がここにいたという最後の形見として、持っていてくれれば嬉しいかも・・・
そう思ったLK女は、思い切って装備品の全てをドロップした。
パラはそれを全て受け取った。
- 59 :24ですが・・・ :06/02/19 23:23 ID:iIOfV9GR
- パラ「さて・・・」
パラは装備の確認をすると、もう一度LK女を見た。
パラ「私がこれからすることを、黙ってみていてくれるかな?」
LK女は何が何だか分からず、ただ黙ってうなずいた。
パラはそれをみて、にっこりと笑った。
その笑顔が、昔見せてくれたものとそっくりで、LK女の胸は痛んだ。
パラは、後方に控えていたアサシンを呼んだ。
アサシンは、ポポリンのタゲを取ったまま、そこに立っていた。
パラに指示されてアサはうなずくと、ハイドした。
敵をロスとしたポポリンは、きょとんとしている。
そこにパラは、LK女から受け取った装備品を全てばら撒いた。
ポポリンは興味深そうにドロップ品を飲み込んでいった。
その上に、パラはゼロピーを1個ずつ落とした。ポポリンはおいしそうにそれを飲み込んでいく。
そうして、LK女の装備品は、すっかりと消化されてしまった。
パラ「これで、片付いたね」
時価150Mはすると思われる装備品を全部ポポリンに与えてしまったということにLK女はショックを受けていたが、
やがて、パラのしようとしている事に気づき始めた。
LK女「まさか・・・」
パラ「どうせ、またアコを作るんだろう?」
パラは笑って言った。
パラ「それを消して、新しいアカウントでノビを作っておいで。転職まで手伝ってあげよう」
LK女は、涙で霞む目を必死にこすりながら、パラの言葉を聞いた。
パラ「もう一度はじめよう。あの頃のように。
あのときのエルダ森のような溜まり場は、他の場所に作ってある。
君を受け入れてくれる人たちはたくさん居る。
だからまた、はじめよう。3年前の、あのすばらしい時間を、もう一度最初から楽しもう。
みんなで楽しくやろう。今度こそ、私は君と一緒に居るから」
プリはそのパラの言葉を聞いて、ようやく理解した。
(この人は、LK女が探してたみたいに、LK女のことを探してたんだな・・・)
そう思ったら、ギルマスの冒険に近い決断にも、付いて行ってやるかという気持ちになった。
プリ「リセットなんて出来ませんよ」
と、一見、空気の読めなさそうな言葉を、プリは吐いた。
プリ「リセットなんて都合の良いことはできません。
あなたは、今までの自分の経験を糧にして、頑張っていくしかないのですから」
LK女は、涙でぼろぼろだったが、しっかりとうなずいた。
そしてLK女はパラのギルメンに深く礼を言い、キャラを消した。
ノビになって戻ってくると、プリがLK女の転職を手伝い、その後無事LK女は支援プリになった。
パラとLK女が結婚して、+7ミストレスの王冠をプレゼントされるのは、それから約半年後のことだ。
- 60 :24ですが・・・ :06/02/19 23:28 ID:iIOfV9GR
- そして今、引退を控えたプリが、ここに書き込みをしている。
二人はまだ、仲良くやっている。
8ヶ月前までALL+8装備を持っていたLK女が、
レイドリックカード1枚のドロップで大喜びしているのを見ると、
うちのギルマスの懐の深さと、人を導く指導力の高さに敬服するばかりだ。
プリ自身はGvも経験せず、仲間と楽しくじゃれあったまま、96でこのアカウントと別れを告げることになった。
発光までの必要経験値のたった半分までしか稼げなかったが、
2年のROプレイの歴史で、単なるゲームじゃ分からない人間のすばらしさという物を学んだ気がする。
オフラインのゲームで、シナリオ作者の主張に感じ入る楽しさもあるが、
リアルタイムに人間同士が作り出していくドラマの深さも、また捨てがたい輝きを持っている。
そんなことを思いつつ、プリは引退する。
新たなるスタートを切った2人に、長い幸福が訪れることを祈りつつ、
プリのROライフに幕を閉じようと思う。
お疲れ様でした。そして、これからも頑張ってね。
- 61 :24ですが・・・ :06/02/19 23:29 ID:iIOfV9GR
- 長文乱文スイマセンorz
暇があったら、おかしなところを直してください・・・
あと、はしょった部分もありますので、話を上手にまとめるタメニ必要なことでしたら、
また聞いて下さい・・・暫くここみてます
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