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【あるアサクロの】RO感動スレ 第2話【物語(TCJ錐)】

[256:つづき (08/07/05 17:41 ID:dYoY9AB90)]
それ以来、俺はBの安否だけが気がかりで、ニュースを見ながら
この災害の死者、数十人のうちにBが入っていない事だけを祈っ
ていた。Bは相変わらずログインしない。おそらくまだ出来ない
んだと思う。「もう出来ない」なんて事はきっとありえない。
そう思っていた。

災害から2ヶ月ほど。Aがログインしていた。
結論から言うと、Bはもうログインできなくなった。

Aは、Bの装備や資産を俺に使ってほしい、持ってて忘れないでほしい。
と言った。

でも俺は、それは嫌だった。Bの垢には手をつけず、いつか消える日まで
そのままにしてほしいと言った。
AはBを忘れないでと言ったが、Bとの結婚指輪を見るたびに、涙と一緒
に思い出す。遊びのつもりでマリッジスキルを使ったら、号泣してしまった。

あれから数年。
まだ残っている指輪。結婚して3週間ずっと一緒だった狩りの時間。
なんで消えないんだろう。そう思ってしまう。
Aと最後に会話したあと、ギルドを脱退してずっとソロをしている。

両手AGIロードナイト、レベル99。
ROが終わる日まで、ソロをするんだと思う。


[257:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/05 22:35 ID:7H4REtET0)]
むう、震災ですか…。Bさん死んではないよね?


[258:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/05 22:50 ID:7H4REtET0)]
せっかくなので一つ投下、自分の話です



あるとき、プリーストを作ろうと思いました
当時はINT>DEXの高速詠唱が臨時の花形で、私もそれをめざしてアコを作り始めた。

アコライトのレベルが50ほどになり、そろそろアマツで銃奇兵を倒すのにも飽きてきた
ぶらりとプロンテラの臨時広場に落ちてみると、入ってきてくれたのが2人のマジさん

遊臨気分で出かけたのは炭鉱3F、マジさんが二人もいるし、レア狙いでまったり狩ろうという雰囲気でした

そして30分ほど、私たちは全滅していました。

ラグがひどかったことや、人が多くて湧きが激しかったことなんて言い訳にもなりません、単純に私が弱かったのです。

私はその日にアコを消し、同じ名前で新しく作り直しました。
他者を守り、癒すはずのプリーストが、死ぬことなど許されない、と。
絶対に倒れることのないプリーストになろう、と、そう決心したのです。

そして現在、オーラ目前のプリはエンジェ10でDEF68+144
セイフティリングを両腕に装備し、三減盾なしで天仙娘々を1ダメに抑えるガチガチの男になれました。

DEX低いので詠唱は遅いですが、決して相方を死なさないことを第一に、今日も臨時広場に落ちています。
最近はあまり拾われず、G狩りに参加する方が多くなったけど、たまに出かけるGXさんとのペアではエンジェ10を喜んでもらえます。

あの臨時で一緒になった二人のマジさん。今の私があるのはあなたたちのおかげです
あの時は本当にごめんなさい

――そして、ありがとう


[259:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/07 15:07 ID:RqLU/7dL0)]
死んだわけではないです。
ただ、パソコンを使える状態に回復するがきびしい。
ROは絶望的だという事です。
本人は自分の体の変化がショックで何もしたがらない(当時)
Aの話ではそういうことらしいです。


[260:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/08 02:31 ID:nkp8WrTh0)]
>>258
私は手段として正反対の道を選んだけど、目指すものは同じなんだなぁと思った
IntDex2極の支援ハイプリをやってます
このステなのにMEはなく、その分支援スキルを網羅
仲間を死なせないために高速詠唱とBMに入りきらないほどのスキルを使い
もろい自分が死なないように状況判断と動きに神経を研ぎ澄ます

結果として最近の風潮では臨時にまずいけなくなってしまったけど
自らの意思で決めた道、いけるとこまで極めたいものですね


[261:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/09 03:39 ID:c7RrYwRq0)]
258と260が雑魚過ぎてふいた


[262:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/09 09:28 ID:ka7p90+G0)]
261が餓鬼過ぎてふかない


[263:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/10 09:58 ID:5bDpHDhB0)]
自分の望む形で人生の転機を迎えられる人って幸せなんだなぁと思う


[264:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/23 16:39 ID:13wU0EwF0)]
時は遡る事、課金直後
ある所に初心者マジが居た。
そのマジは、何処にでもあるギルドに世話になる事になった。
そのマジは、そこでPTをはじめて体験した。
その数日後、ギルドから、そのマジは姿を消してしまった。
数日後、そのギルドに加入したいと1人のアコが訪れる
アコは告げる自分は消えたマジである事をそして、その理由を

「この前PTに参加せてもらって気がついたの、
自分は、誰かの、手助け出来る職がしたかったんだと」

ギルドメンバーはそのアコを笑顔で迎え入れたのであった。


[265:sage (08/12/23 20:14 ID:w09u5KfN0)]
もう7年も前になろうか。
「『ラグナロクオンライン』ってゲームをやらないか。」
友人に誘われ、このゲームを始めた。
当時、二人の友人はLv70前後のハンターとWizで、俺は話の流れから
騎士を作ることになった。
ウドゥンメイルにスティレットを渡され、色々と教えてもらいながら
狩りをした。本当に面白いゲームだと思った。
支援は、まだいなかったが、ゆくゆくは固定PTを作れたらいいなってよく話してた。
ちょうど、その頃、2-2次職実装が話題となり、俺はクルセイダーという
職業を知った。当時の俺にとってスキル「献身」はこの上なく理想的なスキルに思えた。
二人の友人も、「献身」には期待しており、騎士ではなくクルセイダーになることに
快く同意してくれた。


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