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【あるアサクロの】RO感動スレ 第2話【物語(TCJ錐)】

[259:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/07 15:07 ID:RqLU/7dL0)]
死んだわけではないです。
ただ、パソコンを使える状態に回復するがきびしい。
ROは絶望的だという事です。
本人は自分の体の変化がショックで何もしたがらない(当時)
Aの話ではそういうことらしいです。


[260:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/08 02:31 ID:nkp8WrTh0)]
>>258
私は手段として正反対の道を選んだけど、目指すものは同じなんだなぁと思った
IntDex2極の支援ハイプリをやってます
このステなのにMEはなく、その分支援スキルを網羅
仲間を死なせないために高速詠唱とBMに入りきらないほどのスキルを使い
もろい自分が死なないように状況判断と動きに神経を研ぎ澄ます

結果として最近の風潮では臨時にまずいけなくなってしまったけど
自らの意思で決めた道、いけるとこまで極めたいものですね


[261:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/09 03:39 ID:c7RrYwRq0)]
258と260が雑魚過ぎてふいた


[262:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/09 09:28 ID:ka7p90+G0)]
261が餓鬼過ぎてふかない


[263:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/10 09:58 ID:5bDpHDhB0)]
自分の望む形で人生の転機を迎えられる人って幸せなんだなぁと思う


[264:(^ー^*)ノ〜さん (08/07/23 16:39 ID:13wU0EwF0)]
時は遡る事、課金直後
ある所に初心者マジが居た。
そのマジは、何処にでもあるギルドに世話になる事になった。
そのマジは、そこでPTをはじめて体験した。
その数日後、ギルドから、そのマジは姿を消してしまった。
数日後、そのギルドに加入したいと1人のアコが訪れる
アコは告げる自分は消えたマジである事をそして、その理由を

「この前PTに参加せてもらって気がついたの、
自分は、誰かの、手助け出来る職がしたかったんだと」

ギルドメンバーはそのアコを笑顔で迎え入れたのであった。


[265:sage (08/12/23 20:14 ID:w09u5KfN0)]
もう7年も前になろうか。
「『ラグナロクオンライン』ってゲームをやらないか。」
友人に誘われ、このゲームを始めた。
当時、二人の友人はLv70前後のハンターとWizで、俺は話の流れから
騎士を作ることになった。
ウドゥンメイルにスティレットを渡され、色々と教えてもらいながら
狩りをした。本当に面白いゲームだと思った。
支援は、まだいなかったが、ゆくゆくは固定PTを作れたらいいなってよく話してた。
ちょうど、その頃、2-2次職実装が話題となり、俺はクルセイダーという
職業を知った。当時の俺にとってスキル「献身」はこの上なく理想的なスキルに思えた。
二人の友人も、「献身」には期待しており、騎士ではなくクルセイダーになることに
快く同意してくれた。


[266:(^ー^*)ノ〜さん (08/12/23 20:21 ID:YpYzIOgU0)]
初めてのキャラが「献身型」。
正直きつかった。しかも、まだまだガンホーやら仕様やらに無知で
あった俺は、「献身」というスキルの癖の強さをまったく理解して
いなかった。「献身」は決して通常のPT狩りにスムーズにフィット
するようなスキルではない。使いこなすには、それなりのノウハウ
が必要であり、活躍の場が限定されている類のスキルだ。
それでも、俺はいつか三人で狩りをする日を夢見てキャラを育てた。
ところが、ある日。
「俺らROやめたわ」
理由は「飽きたから」だそうだ。ゲーム内では何の連絡もなく、リアル
で、しかも思い出したように言われたことに俺は無性に腹が立った。
結局一度もPT狩りなんてできなかった。
それでも俺は、一人でこのキャラを育てていこうと意地をはった。


[267:(^ー^*)ノ〜さん (08/12/23 20:30 ID:X1AyBkmq0)]
あるLVをこえたあたりから、狩りがきつくなってきた。
もともと「VITに全振りがいいよ」という無茶苦茶なアドバイス
のもと育ててきたキャラである。火力が不足していた。
Lvがあがるほど修正は難しくなる。STRに振り始めるも、効果が
現れるのはかなり後のことになると予想された。
思えば彼らは減算DEFと除算DEFの違いすらわからず、アドバイス
していたのだ。そう、彼らもまた、初心者に毛が生えた程度のプレイヤーだった。
ある時、無性にむなしくなった。なんのために、ここまで時間を費やしてきたのだろう。
「献身型」?素直に槍を振り回していればよかったものを。
自分の判断の甘さ、意固地な性格、彼らの無責任さに腹が立った。
「やめるか」
そう思った俺は、プロンテラ南広場で自分の装備・資産を処分することにした。


[268:(^ー^*)ノ〜さん (08/12/23 20:45 ID:59hSMCuV0)]
そう多くはない資産を、みんなが欲しがりそうな装備に代えて、
別キャラの商人のカートに詰め込み、プロ南で配り歩いた。
知らない奴に、なけなしのレイドやらヒルクリやらを譲渡する俺は
さぞかし奇妙に映ったことだろう。だが、なんだかんだで、損得勘定や
打算が横行するROの世界に、こういう奇行があってもいいだろう、そんな
風に考えていた。正直、やけくそになっていた。
事実、多くのプレイヤーは俺の配る装備を手に、ただただ自分の幸運を喜んで
いたことだろう。
そんな中でたった一人、俺の引退を必死に止めようとした奴がいた。
彼はアコライトだった。事情を聞いて「引退じゃなく、休止にしよう」
「やめるのだけは、ダメだ」と何度も俺をひきとめようとした。
俺はといえば、困惑しつつも、少し苛立っていた。俺の引退が、
こいつにどう関係するというのだろう。ひょっとしたらこいつは、近しい人の引退に
あまりに多く、立ち会いすぎたのではないだろうか。それを俺に投影しているだけじゃ
ないのだろうか。そう、思えるぐらい、彼の言葉には必死さがにじみ出ていた。


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