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【あるアサクロの】RO感動スレ 第2話【物語(TCJ錐)】

[42:(^ー^*)ノ〜さん (05/12/31 12:45 ID:kG7yXH6/)]
ゲフェンの街に夕暮れが迫っていた
ぞっとするような美しさを持つ若い女司祭は
噴水の壁によりかかって男の来るのを待っていた

「あいかわらずだな」ぽそりと言う
近くにいたカフラさんが男の声で答える「何故分かった?」
声は背中から聞こえてくるのだ

「そんな間の抜けた登場の仕方をする馬鹿はおまえしかいない」
カフラさんの背中から奇妙な仮面の男が現れる
カフラさんはプロの意地なのか全く無視している

「それで何の用だ お前とはもう敵だといったはずだが」仮面の男は聞く
「・・・・・」「・・・・・私を殺して欲しい」女司祭は答える
「断る」答えは簡潔を極めた

そして瞬時に背後に回って噴水の水を女にかける
「少しは頭が冷えたか・・・お前は変わったな・・・昔はもっと笑ったものだ」
司祭は答える「今でもお前の馬鹿さかげんを冷笑しているよ」


[43:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/01 08:40 ID:rRFBuqZq)]
その少年は明らかに追いつめられていた
ゲフェン地下遺跡は薄暗く 周囲は完全に亡者と悪霊に囲まれていた
クワガタと毒キノコに飽きて 単身こんなところに潜ったのがいけなかった

亡者は笑う「ガキか 泥棒はいけないってママに習わなかったか」
少年の似合わない仮面に冷や汗が浮く プロ南のポリンから奪った仮面だ
どこからか口笛が聞こえてきた 柔らかな音色

亡者はふりむく「すぐ遊んでやるからちょっと待ってな」
白い草の向こうに司祭見習いの服を着た少女が立っていた
けだるそうに壁にもたれたぞっとするような美少女

どこからか声がする「助けて欲しいか?」
うなずくと同時に古代の精霊が亡者を粉砕した
いつの間にか立っていた大柄な魔術師が呟く「殺しすぎたか」

「亡者は死なせてあげたほうが喜ぶんじゃないか」後ろからも声
馬の悪霊たちが一瞬で両断される「恨むんならそこのこそ泥を恨んでくれ」
爽やかながら嫌みのない 誠実な剣士の顔が少年に笑いかけた


[44:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/03 21:30 ID:nkLTG2x0)]
なにここ妄想スレ?


[45:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/22 08:41 ID:ftD88uKw)]
カフラってなぁに?


[46:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/22 20:12 ID:n6iXJk2W)]
とりあえずキノの旅と言っておけば打率3割


[47:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/24 00:28 ID:yLhImQrJ)]
>35,36
懐かしいなぁ
ヴェルバーサーガか?
あれって、続いているのか・・・


[48:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/27 09:07 ID:H2e33uOc)]
とても嬉しかったよ
君が笑いかけてた
全てを溶かす微笑みで

残業はまだ多くて
冷たい夜の中で
仕事はける時を待ってたんだ

例えば貧しい騎士だとしても
死なせまくりのプリだとしても
信じたい楽しい狩りは出来ると

転生する(うまれかわる)ことはできないよ
だけど変わってはいけるから
Let's play together いつも


[49:(^ー^*)ノ〜さん (06/02/04 08:42 ID:x56I58hV)]
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「おはよう!ミルク頂戴!」
はい。いつもありがとね。
「ハエの羽20枚ヨロwwww」
はい、おまちー。

[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「騎士団でカリツcゲト〜10Mイタダキだぜぃ」
「禿からカード帖を頂戴してきたよ」(話しながら通り過ぎる騎士とWIZ)
・・・・・・

[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「昨日は転売で5M稼いだかな」
「俺3Mやっとwwwザwコwスwギwwwwっうぇ」(通過する商人たち)
・・・・・・


[50:(^ー^*)ノ〜さん (06/02/04 08:43 ID:x56I58hV)]
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「なあ、そこのアルケミさん。そう、あんただよ。こんなショボイ商売して何が楽しい?」
「必死に一日売っても50Kがいいとこだろ。」
「オレと組んで一からやり直さないか?自慢じゃないが、オレはでけえGvギルドのメンバーなんだぜ?」
「製造ピッタリのアルケミに育ってランキングに入って、製薬で大儲けだ!」
「毎週のGvで活躍したって良い。狩りなんて座っていればいいんだぜ?」
・・・・・・
お断りします。

[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「けっ!気取りやがって。」
「そうやってミルク売って、うわあみんなの役に立ってるぅって自惚れてんのか?」
「他人のために売るんならミルク19zで売れや。結局儲けは取るんだろ?セコイ奴だぜ。」

ふうっとため息をつく。
あなた、――ってアルケミストを知っていますか。
「ああ、定評ある上位ランカーだな。ウチで引き抜こうとしていたんだが、あのチンケなギルドを抜けやしねえ」
昔からの知り合いなんですよ。彼、なんでアルケミになったかって聞かれてどう答えたと思います?
―考えてもみろよ、世界中で俺の名前が入ったポーションが超一流のプロに愛用される、―
―それってとんでもなく凄いことだと思わないか?―
ってね。それと同じなんです。
「同じ・・・?」


[51:(^ー^*)ノ〜さん (06/02/04 08:44 ID:x56I58hV)]
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
ここで売られたミルクが様々な狩場へ職業も腕も様々な冒険者と共に旅をし、飲んでもらえる。
あなたのいうたかが利益2zしか出ないミルクがですよ。それってとんでもなく凄いことだと思いませんか。
「・・・・・・」
ノービスのころ、下水で大量の盗虫に襲われたとき、
アルケミさんから買ったミルクを必死に飲んで助かったんです。
私の場合は、こうやってその人みたいにミルクを売りたくって、それでアルケミストになったんですよ。
「・・・そういうものなのか?」
はい、そういうものなのですよ。
そして、静かに微笑んだ。

[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「ちはー!ミルクと蝶欲しいっす!」
あい。頑張ってね。
「ミルク500本よろしく〜」
はい、おまちどうさま。


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