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【あるアサクロの】RO感動スレ 第2話【物語(TCJ錐)】

[45:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/22 08:41 ID:ftD88uKw)]
カフラってなぁに?


[46:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/22 20:12 ID:n6iXJk2W)]
とりあえずキノの旅と言っておけば打率3割


[47:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/24 00:28 ID:yLhImQrJ)]
>35,36
懐かしいなぁ
ヴェルバーサーガか?
あれって、続いているのか・・・


[48:(^ー^*)ノ〜さん (06/01/27 09:07 ID:H2e33uOc)]
とても嬉しかったよ
君が笑いかけてた
全てを溶かす微笑みで

残業はまだ多くて
冷たい夜の中で
仕事はける時を待ってたんだ

例えば貧しい騎士だとしても
死なせまくりのプリだとしても
信じたい楽しい狩りは出来ると

転生する(うまれかわる)ことはできないよ
だけど変わってはいけるから
Let's play together いつも


[49:(^ー^*)ノ〜さん (06/02/04 08:42 ID:x56I58hV)]
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「おはよう!ミルク頂戴!」
はい。いつもありがとね。
「ハエの羽20枚ヨロwwww」
はい、おまちー。

[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「騎士団でカリツcゲト〜10Mイタダキだぜぃ」
「禿からカード帖を頂戴してきたよ」(話しながら通り過ぎる騎士とWIZ)
・・・・・・

[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「昨日は転売で5M稼いだかな」
「俺3Mやっとwwwザwコwスwギwwwwっうぇ」(通過する商人たち)
・・・・・・


[50:(^ー^*)ノ〜さん (06/02/04 08:43 ID:x56I58hV)]
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「なあ、そこのアルケミさん。そう、あんただよ。こんなショボイ商売して何が楽しい?」
「必死に一日売っても50Kがいいとこだろ。」
「オレと組んで一からやり直さないか?自慢じゃないが、オレはでけえGvギルドのメンバーなんだぜ?」
「製造ピッタリのアルケミに育ってランキングに入って、製薬で大儲けだ!」
「毎週のGvで活躍したって良い。狩りなんて座っていればいいんだぜ?」
・・・・・・
お断りします。

[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「けっ!気取りやがって。」
「そうやってミルク売って、うわあみんなの役に立ってるぅって自惚れてんのか?」
「他人のために売るんならミルク19zで売れや。結局儲けは取るんだろ?セコイ奴だぜ。」

ふうっとため息をつく。
あなた、――ってアルケミストを知っていますか。
「ああ、定評ある上位ランカーだな。ウチで引き抜こうとしていたんだが、あのチンケなギルドを抜けやしねえ」
昔からの知り合いなんですよ。彼、なんでアルケミになったかって聞かれてどう答えたと思います?
―考えてもみろよ、世界中で俺の名前が入ったポーションが超一流のプロに愛用される、―
―それってとんでもなく凄いことだと思わないか?―
ってね。それと同じなんです。
「同じ・・・?」


[51:(^ー^*)ノ〜さん (06/02/04 08:44 ID:x56I58hV)]
[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
ここで売られたミルクが様々な狩場へ職業も腕も様々な冒険者と共に旅をし、飲んでもらえる。
あなたのいうたかが利益2zしか出ないミルクがですよ。それってとんでもなく凄いことだと思いませんか。
「・・・・・・」
ノービスのころ、下水で大量の盗虫に襲われたとき、
アルケミさんから買ったミルクを必死に飲んで助かったんです。
私の場合は、こうやってその人みたいにミルクを売りたくって、それでアルケミストになったんですよ。
「・・・そういうものなのか?」
はい、そういうものなのですよ。
そして、静かに微笑んだ。

[ミルク21z ハエ47z 蝶238z ですよ]
「ちはー!ミルクと蝶欲しいっす!」
あい。頑張ってね。
「ミルク500本よろしく〜」
はい、おまちどうさま。


[52:(^ー^*)ノ〜さん (06/02/13 16:11 ID:U5dKfHmo)]
アラームを焼き終わったところでLvが70になり
蝶の羽を取り出して、いつものセーブポイントに戻る。

アルデバランは色んな人で賑わっている。
がやがやと雑談する楽しそうな人達を横に、カプラ倉庫を開く。
ついでにSP回復しようを座ったら、床にぺたんとわっかがついた。

Lv70。
自分の中で一つの目標にしていた装備を取り出す。
悪魔の羽耳を倉庫から取り出し、つけた。
そして、もう一つの装備を取り出す。
その聖書はずしりと重い。
手にすると先人の言葉を思い出す。

 …この聖書は
 ある人から譲り受けた装備。
 自分はもう半分休止だから
 これから頑張る人が持つ方がいいと思う。

 …FCASの魂。

 …殴れ。

自分はまだまだ弱く、スキルも使いこなせない。
けれど、この聖書がある限り、頑張れる。
ソロでペチペチ敵を叩いていると寂しくなるけれど
聖書を見ると、色んな人の声が聞こえる気がする。





先人の知識に敬礼を。
先人の想いを礎に。
誇りを持ち、明日へ繋がる道を歩みましょう。
私達は賢者。


[53:24ですが・・・ (06/02/19 21:03 ID:iIOfV9GR)]
とても遅くなってすみません。
人に頼ってもアレなのですが、諦めたままではいけない、という理由が出来てしまいました。
私が、今月でROを引退しますので、
この話は今のうちにどうしても書いておきたくて。

簡単に言うと、
不正を働くようになり、強くなった人と、
健全なプレイヤーとして成功を収めた人
2人の、βテスト以来の旧友が再会する話です。
文章の才能がある方に、手伝って欲しいのですが、
まずは自分で纏めてみたいと思います。


[54:24ですが・・・ (06/02/19 21:18 ID:iIOfV9GR)]
不正を働くようになったプレイヤー(LK女)は、
いわゆる効率狩場で、周りが目を疑うような酷いノーマナー狩りを繰り返すようになった。
チートなども使用し、Gvでは嫌われ者の集まるようなギルドで毎週不正な対人を行っていた。
注意を促すwisや暴言wisも、まるで日常の風景のごとく無視し、ひたすら他人に迷惑をかけて、自分のレベル上げに勤しんでいた。

その日も、転職前の人を含むPTをトレイン失敗でひき殺してしまい、wisを受け取った。
もちろん謝罪などする気はなかったが、その時に懐かしい人の名前が、会話ログに残った。
βテストから正式サービスに移行するに当たり、姿を見なくなり、引退したと思っていた、昔所属していたギルドのメンバーだった。
当時は会話の弾むメンバーと、旧エルダー森でマッタリと言葉を交わし、
皆で首都よりもここを拠点として、すれ違う修行中のアコや剣士、マジたちに応援の言葉をかけていた。
その中でも、一番仲がよく、一番優しい剣士がいた。
LK女は、当時アコと剣士を作っていて、アコでその剣士と一緒にゴブリン森とエルダ森を往復して遊んでいた。
やがてはプリになって、騎士となったその人といろんなところに遊びに行きたい。
そう思っていた矢先、課金直後に剣士はいなくなってしまった。
連絡の手段もなく、LK女はとても落ち込み、アコを消してしまった。
ギルドの中心人物だったその剣士が居なくなってしまい、徐々に人が離れ、ギルドは解散してしまった。
その剣士がなると言っていた騎士になり、LK女は装備を整え始めた。
もしその剣士がROに戻ってきたなら、この姿を見せて悔しがらせてやりたい。
会いたいという気持ちをすこし歪めたLK女は、そうするうちに効率向上の楽しさに気がついた。
そして、寂しさを埋めようとする為、先急ぐかのように狩りをはじめ、
その目的は手段を選ばなくなっていった。
GvGは始まると、LK女はあるノーマナーギルドに迎え入れられた。
”この世界、やったもん勝ちだ”
そう言い切れるメンバーたちとともに、利害の食い違い即追放or晒し・叩きという、
スレスレの世界に足を踏み入れた。
やがてBOTも覚え、不正にキャラクターを強くするチートも身につけて行った。
転生し、今また中級狩場でこうして人に迷惑をかけながら力を手に入れようとするLK女。
そのLK女に対して、懐かしいその人がwisを送ってきた。


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