あの人に感謝!!スレ4
[161:(^ー^*)ノ〜さん (08/03/10 03:07 ID:scRIoXOK0)]
引退した嫁へ。
2度離婚し、3度結婚し直した。通算で2年半以上の付き合いになる。長い間、本当にありがとう。
2ndの弱っちいagi剣士で臨時を探していたときに、そばに落ちた支援アコを拾ったのが出会ったきっかけだった。
当時、お互い40代だったろうか。嫁が始めて一週間だったとの事で、1stの支援プリの経験から、アドバイスをした。
その縁で友達登録し、猫耳を出すのを手伝ってほしいとの依頼で、一緒にサル森でタヌキを狩ったりした。
景色のよい場所を求めて、ミョルニール山からコモドの密林まで、一緒に冒険して回った。本当に楽しかった。
「初心者には親切にしてあげてほしい」というのが、βテスター上がりだった俺の師匠の引退する時の弁だった。
俺自身も脱・初心者くらいだったけれど、嫁を含めて何人かのリアルノービスの手伝いをしてきた。
ある程度育ったら突き放すべきだと考えていたので、嫁からプロポーズされた時は、本当に困った。
悩んだ末に結婚したのだが、結婚したら嫁がかわいくて仕方なかった。所詮ゲームだと思っていたのに、自分でも驚いた。
寝る前に、いつもアルデバラン時計塔前のベンチで話をするのが習慣だった。
いつか一緒に転生したい、っていうのがお互い夢だった。NH谷でペア公平時給1m/h出すのが夢だった。
しかし、お互いリアル事情で休止を何度か挟み、ROの遊び方がすこしずつずれていった。喧嘩が増えていった。
俺は装備を揃え、プレイヤースキルを向上させる事が目標だった。嫁との狩り以外、ソロでBOTのように金銭狩場に通い続けた。
嫁は、最初はいろいろな職をやりたがった。趣味頭装備を買い集めるのも楽しみだった。
俺の1st支援プリが転生した頃から、嫁は転生を意識しだし、in時間の短い中で効率を出すために、
教範を使った狩りをするようになった。ギルドにも臨時広場にも廃プリが溢れ、素プリは肩身の狭い時代になっていた。
嫁は一時代前の主流なvit支援プリである自分に劣等感を強く持っていた様子で、苛々している事も多くなった。
その後、おでん温もり狩りで嫁は発光し、俺の騎士も遅れて発光。一緒に転生した。
嫁はHiMEになり、ソロでは俺のLKよりも稼げるようになった。棚臨時にも行くようになり、90代まで駆け抜けた。
しかし、レベリングの反動からか、嫁がROに飽きるのも早かった。リアル事情もあり、inも途切れがちになった。
休止前は喧嘩ばかりで、お互いどうすればいいのかわからなくなっていた。
ROにinしなくなって他に趣味を見つけ、嫁は精神的に落ち着いた。RO卒業は嫁にとって良いことだと心から思っている。
自分がいなくなった後の俺を心配する嫁を宥め、さきほど、笑顔で嫁を送り出した。
アルデバランのBGMを聞きながら、96AGI両手LK記す。
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